ニュースNews

キックオフイベントを開催いたしました!

お知らせ

2018.7.27

2015年12月、日本で初めて開催された「寄付月間~Giving Dcember~」。
NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンとしてスタートしました。
昨年は、寄付月間公式認定企画として127件立ち上がり、全国で様々なキャンペーンやイベントが実施 され、多くのメディアにも取り上げられました。 また、賛同パートナーとして502の企業、自治体、NPO、大学などがこの寄付月間に賛同してくださいました。

4年目となる今年も、12月に寄付月間を開催します!
そこで、7月19日(木)の夜に、2017年の寄付月間を振り返りつつ、2018年の寄付月間の概要を紹介し、寄付月間を盛り上げる作戦をみんなで考えるキックオフイベントを開催しました。
みんなで一緒に、このソーシャルムーブメントを盛り上げていこうと、参加者のみなさんで盛り上がりました。
「寄付月間って何?」という方から、「今年こそ公式認定企画を申請したい」という方や、何かアクションを起こしてみたいと考えている方などなど、様々な方にご参加いただき、開催することができました。特に、小学生や中高生、大学生などの若者もたくさん参加していただき、寄付月間の広がりを感じる一夜となりました。

<開催概要>
寄付月間2018キックオフイベント
~寄付について語る!寄付カタリストのススメ~

開催日時:2018年7月19日(木)18:30~21:00
開催場所:日本財団ビル8階カフェテリアスペース
対象者: 寄付や寄付月間の活動に興味関心がある
個人、NPO、企業、大学、行政等の関係者
参加者: 75名
主 催: 寄付月間推進委員会
共 催: 日本財団CANPANプロジェクト

<寄付月間とは?>
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。この寄付月間は、特定の団体への寄付をお願いするものではありません。一人ひとりがこの機会に寄付について考えたり、実際に寄付してみたり、寄付月間についてソーシャルメディアで広げたりすることや、寄付を受ける側が寄付者に感謝して、きちんと寄付の使い道を報告することが進むきっかけにしたいと考えています。
http://giving12.jp/

<内容>
18:30 会場オープン
交流タイム&ドリンキング
・寄付付き商品のお菓子を食べながら、参加者のみなさんで交流しました。

19:00 オープニング
・本日の趣旨について
・みんなで自己紹介

19:15 話題提供
「寄付月間」2017年の振り返りと、2018年の概要紹介
寄付月間推進委員会共同事務局  細貝朋央(日本ファンドレイジング協会)

19:25 ライトニングトーク
「寄付について、もっと語ろう~寄付の語り方、伝え方~」
◆寄付月間2017大賞&企画特別賞受賞者によるプレゼンテーション
寄付月間2017大賞:KIFU no Chikara Fes.2017 + Giving Tree
主催:東京学芸大学附属国際中等教育学校ボランティア部
共催:東京学芸大学附属国際中等教育学校10thチャリティーチーム、中央大学付属杉並高等学校

【発表風景の写真】

「みんなで寄付を楽しもう!」をコンセプトに、中高生が主催する寄付啓発イベントKIFU no Chikara Fes.。
こどもとおとなが一緒に楽しめるフェスの構成は、中高生による寄付の経験と想いを共有する「キフセッション」、寄付の最新事例についての講演「キフトーク」、NGO /NPOとFace to Faceで語り合う「キフランド」、寄付の未来についてのダイアログ「キフカッション」から構成されます。
みなさんのファーストキフはいつですか?小さなこどもたちに、寄付の大切さと魅力をどう伝えますか?寄付にまつわるいろとりどりの想いが交錯するフィールド、それがKIFU no Chikara Fes.です!
https://www.facebook.com/tguiss.cs/(東京学芸大学附属国際中等教育学校ボランティア部のFacebookページ)

企画特別賞:ふじぽんキッズ~色んな方法があるのを知ってた?寄付した子・したい子集まれ!ふじぽんが応援するよ~
主催:ふじぽんキッズ 協力:チームGOEN

「子供達から身近な寄付について発信することで、子供にも大人にも、寄付に関心を持ってもらいたい!」という、寄付月間アイデアギャザリングに参加していた小学4年生の女の子の発表から始まりました。SNSに投稿すると寄付月間マスコットの「ふじぽん」がシェアすることで子供達の発信を応援し、寄付をより楽しくしていきます。
https://www.facebook.com/Kasso.tsubuyaki/(ふじぽんキッズのFacebookページ)
https://www.facebook.com/fujipon.goen/ (ふじぽんのFacebookページ)

 

企画特別賞:KIFU BAR
主催:株式会社ジャックアンドビーンズ

「社会のために、何かしてみたいけど私ができることって?」
「寄付には興味あるけど、どこの団体がよいのだろう?」
「NPO/NGOってそもそも何?」
そんな疑問を持つ生活者と、NPO法人の距離を縮めるために、
”飲めば飲むだけ寄付になるスタンディングバー”
というコンセプトのもと、社会貢献性のあるNPO法人の啓蒙活動と寄付活動を同時に行う、新しい形の社会貢献の場を開催しています。
寄付月間2017をキッカケに企画、大きな反響があったことから、月に1,2回で継続開催中。合計11回開催(2018年7月19日時点)。
https://www.facebook.com/KIFUBAR/

◆日本の寄付の現状
寄付月間2017からわかる「日本の寄付」
発表者:細貝朋央(日本ファンドレイジング協会)

◆オールドファンレイジングに学ぶ
日本の寄付の歴史
発表者:山田泰久

0.プロローグ
奈良の大仏 NYの自由の女神 上野の西郷さん 渋谷のハチ公
銅で出来ているものは、ほとんどが寄付で出来ている
1.勧進と東大寺大仏
1)行基(奈良時代:668年生まれ) ・公共工事の父 ・元祖ファンドレイザー
2)聖武天皇:大仏造立の詔(だいぶつこんりゅうのみことのり)( 743年)
・日本初の募金趣意書 ・はじめての平民参加
3)重源(鎌倉時代:1121年生まれ) ・ファンドレイザー ・プロデューサー
2.江戸時代
1)無尽講  頼母子講  七分積立金  義倉
2)儒教の影響「徳を積む」
3.明治時代以降から戦前まで(1868年~1945年)
1)キリスト教の博愛主義(1870年代)
・ライオン(株)の前身の小林富次郎商店の慈善券(1900年)
2)文明開化(鹿鳴館)
・華族、貴族の慈善活動 初のチャリティバザー(1884年)
3)渋沢栄一(1840年~1931年)と石井十次(1865年~1914年)
4)国家的募金活動
・明治神宮(1915年) ・米騒動(1918年) ・関東大震災(1923年)

19:50 ディスカッションタイム「みんなで寄付について語ろう」
ディスカッション①「寄付の経験」
個人ワーク:各自、好きなテーマを一つ選んでワークシートに記入
①初めての寄付体験  ②わたしの寄付ルール ③最後の寄付
グループワーク:記入したシートをもとに、グループ内でシェア

20:10 グループシャッフル
新しいグループで自己紹介(お名前、所属、普段やっていること)
ディスカッション②「寄付の魅力」
以下の視点で、フリーディスカッション
・社会的な視点:寄付によって生み出される社会的変化
・寄付者個人として:自分の内面からライフスタイルまで
・寄付を集める団体として:団体にとっての寄付とは
個人ワーク:ワークシート記入「あなたが考える寄付の魅力」

20:40 シェアタイム&寄付月間2018 やります宣言!

20:55 寄付月間2018に向けて
21:00 クローズ

<参考情報>

寄付月間イベントにおススメのチャリティソング

1.USA FOR AFRICA 「We Are The World」(1985年)
アメリカのアーティストがアフリカの飢餓と貧困を解消する目的で『USA for Africa』というプロジェクトを立ち上げ、作成したキャンペーンソング。

2.新しい地図 「雨あがりのステップ」(2018年)
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるパラスポーツ応援チャリティソング。発売から約3か月の売上金が日本財団パラリンピックサポートセンターを通じてパラスポーツの支援に充てられる。

3.Band Aid 「Do they Know it’s Christmas」(1984年)
イギリスとアイルランドのロック・ポップス界のスターが集まって結成した「Band Aid」。1984年、エチオピアで起こった飢餓を受け、チャリティソングとしてて、リリース。

4.SEKAI NO OWARI 「Hey Ho」(2016年)
SEKAI NO OWARI は、NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」と共に動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」を始動することを発表。同プロジェクト支援シングルとして発売。

5.Artists United Against Apartheid 「Sun City」(1985年)
アメリカのミュージシャンによる「アパルトヘイトに反対するアーティストたち」が1985年に発表した楽曲。タイトルは南アフリカ共和国白人専用のリゾート、サン・シティに由来している。

6.EXILE 「Rising Sun -short version-」(2011年)
EXILEによる、東日本大震災からの被災地の復興支援を目的としたチャリティーソング。同曲に関するEXILE及びLDHの印税は、日本赤十字社へ全額寄付される。

7.We Are The World 「We Are The World 25 For Haiti」(2010年)
2010年1月12日に発生したハイチ地震による被災者支援のため、同年2月1日に、「We Are The World 25 Years for Haiti」として再レコーディングを行った。

8.NHK「花は咲くプロジェクト」 「花は咲く」(2011年)
NHKが、「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用するために企画制作。この楽曲の作詞・作曲家への印税は、全額が被災地の自治体に義援金として寄付される。

9.MAJOR MUSIC 「H♡PE All Cast ver.」(2011年)
音楽プロデューサーHirOshimaを発起人に、東日本大震災被災地への熱い想いと願いに共感した音楽仲間によって製作された。印税収益の全てが日本赤十字社へ寄付される。

10.Artists Stand Up to Cancer  「Just Stand Up」 (2008年)
アメリカのポップ、R&B、ロック、カントリーの第一線で活躍する複数のミュージシャンによる楽曲。Artists Stand Up to Cancerとして発表したガン研究の支援を目的としている。

11.東京プリンとたいせつな仲間たち 「明日笑っていられるように」(2014年)
牧野隆志の闘病中から進行していた楽曲が仲間のアーティストたちの協力を得て完成。アーティストに関する印税の全額、エイベックスの利益は日本対がん協会に寄付される。

12.RADWIMPS ONE OK ROCK  「バイ・マイ・サイ」(2016年)
RADWIMPSの野田洋次郎が熊本地震の被災地支援のため、ONE OK ROCKのボーカルであるTakaを迎えて製作した「バイ・マイ・サイ」を配信。アーティスト収益分は被災地へと寄付。

13.Michael W. Smith Ft. Christian Artists 「Come Together Now – Music City Unites For Haiti」(2010年)
もとは、2004年スマトラ島沖地震や、2005年ハリケーン・カトリーナの支援のために、2005年に作成された。2010年のハイチ地震の救援支援のために、新たにカバーされて発売。

14.ワカバ 「あかり-donationmusic ver.-」PV」(2011年)
2011年3月の内閣府『いのち支える(自殺対策)プロジェクト』にキャンペーンソングとして起用された。同年2月にドネーションミュージックとして販売が開始された。

15.川嶋あい 「カケラ」(2008年)
シンガーソングライター・川嶋あいが2008年に、「川嶋あいチャリティーソング」として書き下ろしたチャリティソング。その収益等で、途上国の小学校建設に活用されるとのこと。

16.Team Amuse 「 Let’s Try Again !」(2011年)
東日本大震災の復興支援のために桑田佳祐が発起人となり、所属する芸能事務所アミューズのタレント、俳優、ミュージシャン計37組54人で「チーム・アミューズ!!」を結成。メドレー形式のチャリティー楽曲の製作が発表された。

17.今井美樹 「太陽のメロディー」 (2015年)
今井美樹×小渕健太郎 with 布袋寅泰+黒田俊介のコラボレーションシングル。口蹄疫による被害を受け、深刻な問題を抱えてしまった宮崎県への支援をしたいという目的として、布袋と宮崎県出身である妻の今井、宮崎県出身の小渕が所属しているコブクロでコラボレートを行った。

イベントで提供した寄付付き商品リスト

ハウス食品「とんがりコーン」
湖池屋「ポテトチップス」
レッドカップキャンペーンを通じ、国連WFPの「学校給食プログラム」を支援。

シーラック「がんばれ!!バリ勝男クン」
富士山を未来へプロジェクト」富士山の保護を目的に、売上金額の一部を、静岡県が設置する「ふじのくにNPO活動基金」へ寄付

きのとや「札幌農学校 ミルククッキー」
売り上げの一部で、北海道大学へ寄付。さらに、経済的に困窮する学生を対象にした新しい給付型奨学金「きのとや奨学金」設立。

ネスレ日本「キットカット ミニ 熊本名物 いきなり団子味」
売り上げ1袋あたり10円を、熊本地震で被害を受けた農業の復興のため、日本財団を通じて寄付をする。

やおきん「くまモンうまい棒」
くまモンうまい棒は10円で熊本を応援する「10援プロジェクト」の企画商品として2017年に期間限定で販売を開始。「やおきん熊本復興ゆめ応援基金」を設立し、復興の支援。昨年に続き、今年も寄付付き商品として販売。

フジバンビ「黒糖ドーナツ棒 くまモンパッケージ」
商品の売上1個につき5円を義援金としてフジバンビより日本赤十字社へ寄付。

森永製菓「ダース」
「1チョコ for 1スマイル」は、ガーナなどカカオの国の子どもたちが安心して教育を受けられるように、商品の売上の一部を使って支援する活動です。支援活動のパートナーは、国際NGO「プラン・インターナショナル」と日本のNGO「ACE(エース)」。

「寄付月間」に関してご興味のある方、
また不明点などがおありの方は、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

問い合わせる